角ノミ盤は、メーカーにもよりますが、左右のスライドをハンドルで行う際、パイプレールで、移動が軽くロック機能が無い場合が多いので、切削中に角ノミ錐の抵抗で動いてしまう場合があります。
その場合、多くは角ノミ錐の屑はけ面(画像参照)が、正面から見て左か右の側面になっている可能性があります。角ノミ錐4面のうち、1面が、オープンになっていて切削屑が逃げる(はける)面となっており、この面の抵抗が反対側と異なる為にテーブルが動いてしまいます。
解決策として、このように屑がはける面を正面か、後ろに向ける事で、左右のテーブルのズレを防ぐことが出来ます。テーブルの前後に動かないかと疑問に思う方もいらっしゃいますが、前後移動はカミソリで受けている機構が多く、移動が重めでロックの機能もございますので、問題ありません。